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マーロウ勉強会「栗を学ぶ」
2025.09.15

今年もマーロウの栗のプリン、ケーキの材料の産地、茨城県笠間市へ栗研修に行ってきました。


栗のこと
栗の産地のこと
育ててくださる農家さんのこと
加工してくださる職人さんのこと
栗プリン・栗ケーキのこと
さらに深く学び、栗への愛情を深め、製造販売をしていきたい想いで昨年初めて訪れた笠間市。

今年もマーロウで使う材料を加工してくださっている小田喜商店さんにお世話になりました。

研修後、社内では研修に参加した栗チームメンバーが感じたことをシェアして栗づくしフェアに向けて一致団結しました。今回は皆様にもそれぞれの想いをシェアさせていただきます。

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「生産者の熱量に圧倒」
ケーキ工房長

栗のことを話してくださる小田喜商店の皆さんの栗への愛が溢れていました。マーロウで使う栗のペーストは香りを大切にしていて、一番香り高い収穫直後にすぐに洗い、蒸し、ペーストにしてくださっていることがわかりました。たくさんの方が関わって作られた材料を大切に残さず使い、今年も栗ケーキを製造します。

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「商品から伝わる想い」
プリン工房チーフ

栗のスペシャリストが作る商品を試食させていただきました。どれも栗が主役で栗の味がよくわかり、ひと口食べて心奪われてしまいました。栗のペーストも甘露煮も栗と砂糖だけで作られていますが、栗をどこまで美味しくできるかその探究心にも刺激され、研修の次の日の朝すぐに栗の新しい商品を試作しました。

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「いにしえの味覚〜縄文時代から日本人の傍に〜」
販売アシスタントマネージャー

ぽろたんという品種の焼き栗をいただきました。熱々の殻を剥いて食べると「栗ってこんなに甘かった⁈」と思うほど甘くて驚きました。一緒に参加したスタッフがその甘さから「お芋みたい」と言った後、「栗は縄文時代の遺跡から食べられていた跡が見つかっている。芋は江戸時代から。芋はまだ若いんだよ。」と教えていただきました。栗屋さんの前で芋の話は厳禁です。

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「栗愛の結晶 朝5:30の栗朝会」
販売アシスタントマネージャー

皆さんの栗への愛情が想像以上でした。栗の生産者のおひとり竿代さんのインスタに以前、朝5:30に小田喜商店さんと農家さん皆さんで栗の朝会をやっている姿があり衝撃を受けました。「毎日栗の話をしていても尽きない」とコメントされていて、栗への愛情とプライドがあるからこそだと思いました。わたしもいつか朝5:30の栗朝会に参加させていただけるよう頑張ります。

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「生きるを感じる、栗との関わり」
動画担当

わたしの親戚が昔栗を育てていて、栗拾いをしたことがありました。栗の木をゆすって落とすことがありましたが、小田喜商店さんは自然に落ちてきた栗を拾います。栗は熟すと自分の意思で落ちてくるのだそうです。栗から芽生えてくる新芽も初めて見ました。栗の生き方、命を感じました。

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「1000年後の話」
広報わたなべ

創業者小田喜さんにお店の前の石像について聞きました。石の栗の神様がいらっしゃいます。「人間が栗を美味しい、美味しくないと評価するのは栗に申し訳ない。だから私はできるだけ栗を美味しく食べてもらえるようにいろいろ考えているんだ。毎日栗に感謝して栗の神様にありがとうを伝えているんだよ。」とお話しくださいました。その他の石像についても、「1000年後自分がやってきたことを見たいから、石は残るでしょう。」と。小田喜さんが栗の神様かもしれません。わたしも栗の神様に手を合わせ、栗と生産者の皆様に感謝をお伝えしました。

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マーロウの栗のプリン・栗ケーキに関わってくださる皆様はこんなにも栗を愛する方々です。この感動は言葉になりません。わたしたちはバトンをもらい、生産者の想いもお客様までお届けできるよう心を込めて製造販売させていただきます。


マーロウの栗のお祭り《栗づくしフェア》

9月19日(金)よりスタートです。



writerわたなべ